お知らせ・ブログ
カテゴリー
アーカイブ
- 2026年11月
- 2026年10月
- 2026年9月
- 2026年8月
- 2026年7月
- 2026年6月
- 2026年5月
- 2026年4月
- 2026年3月
- 2026年2月
- 2026年1月
- 2025年12月
- 2025年11月
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
【米倉港と関わって学んだこと】
笹ヶ瀬川は、岡山市を流れ、児島湖に注ぐ二級河川。桃太郎の桃が流れてきたという伝説もある。米倉港に関わるようになって、この身近な川について、知らなかったことがたくさんあると気づいた。
笹ヶ瀬川は途中で足守川と合流し、児島湖へ。倉敷川も同じ湖に流れ込む。その水は、児島湾締切堤防の水門を通して海へ排出される。
ところが、大雨が降っても、水門を開ければ済むという単純な話ではない。海側の潮位が高ければ排水は難しくなり、児島湖の水位が上がれば、笹ヶ瀬川の水も流れにくくなる。低い土地が広がる地域ならではの難しさがある。
「岡山は災害が少ないから大丈夫」西日本豪雨を経験した今、その安心感だけで、見て見ぬふりはできない。
それなら、どうすればいいのか。安井米倉町内会長、片山連合町内会長からは、こんな話を聞いた。「締切堤防の水門から流すだけではなく、トンネルを掘って玉野へ直接流す。あるいは金甲山の下を通して、瀬戸内海へ流すしかないのではないか」
それは難しい……。聞いたとき、私はそう思った。けれど、江戸時代には約43㎞にわたる玉川上水が造られ、江戸の人々の暮らしを支えた。岡山にも、後楽園用水や祇園用水がある。後楽園へ水を引くために、川底に水管を通す工夫までしていたという。先人たちは、水をどこから引き、どこへ流すかを考え、地形に合わせた知恵と技術で、実際に形にしてきた。
もちろん、昔の方法をそのまま使えるわけではない。それでも、「難しい」で思考を止めていいのだろうか。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」事が起こってから考えるだけでなく、歴史から学び、今できることを考えておきたい。
そんなことを考えるようになったのも、米倉港でゴミ拾いをしていた、当時小学生だった3人のお陰である。子どもたちの行動が、私に地域の川と暮らしを見つめるきっかけをくれた。