吉備沃野
吉備沃野の歌
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作品集制作・発刊プロジェクト
吉備沃野との思い出を募集!さよなら吉備沃野
フォトコンテストを終えて - たくさんの方々にルネスホールでの作品展にお越しいただきありがとうございました。
ご来場者のほぼ全員が口にされていたのが
「初めて知った・・」
「そんな由来があったの?」
「もったいない・・」
正直、私自身も去年歌を作らせていただくまでは全く知りませんでした。
もし「さよなら吉備沃野フォトコンテスト」をやっていなかったら、
こんな大切なものが知らないうちに作られ、知らないうちに壊されていたことになります。
今回のイベントで、ささやかでも我々岡山人が、
故郷を見直そうと思っていただける切欠になれたのならこれに勝る喜びはありません。
江戸時代後期、日本全国で流行した「コチャエ節」。
同じメロディに各地の名所、自慢が歌われ、
最後に「コチャエコチャエ」のお囃子でしめられています。
その代表作が「お江戸日本橋」であり、岡山にも「備前太鼓唄」があります。
「コチャエ」とは一般的に「ここがいいよ」という意味でしょうが、
備前太鼓唄では「・・今屋が火元で五十五件・・コチャエ・・」と歌われています。
大火事になって人がたくさん亡くなったのに「ここがいいよ」というのは
おかしいと私は前々より思っていました。
長泉寺の光研大僧正曰く「こちゃえ」には「事始め」という意味があるとのこと。
19世紀初めに起こった今屋の大火事の後、
現在の新西大寺町、表町商店街は有名になり栄えました。
「事が始まるきっかけは良いことばかりじゃないんだ」と光研和尚は言います。
吉備沃野が無くなってしまうのは寂しいですが、
岡山発展の「事始め」になることを切に願っています。
そして今ご応募いただいた作品を盛り込んだ作品集、
記録としてのみならず読みモノとしても楽しんでいただけるものを作ろうと考えています。
引き続き多くの皆様のご協力をお願いいたします。
「さよなら吉備沃野フォトコンテスト」
実行委員長 松原 徹
岡山駅前の桃太郎像囲むモニュメントが
路面電車延伸で6月に姿消す…
名残を惜しむイベント【岡山】
(OHK岡山放送) #Yahooニュース
参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8b5e903ce8c26b28c7617d033724f3a3801b82