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備前焼・土窯 平川忠先生
現在制作中の「さよなら吉備沃野フォトコンテスト」作品集。記録書、目録としてだけでなく読みモノとしても楽しんでいただける48pの冊子を作ろうと取り組んでいる。
実際、吉備沃野の制作に携わられた方のコメントをいただきたいと思っていたら備前役作家の平川忠さんがそのお一人であることが分かった。そこで訪問させていただき、備前焼に付いて、窯の種類について熱く貴重なご説明をいただいた。
一番心に残り共感したのは温故知新。南北朝時代の窯の復刻を手掛けられ、それに手を加えられて独自の窯・土窯を作られた。その内壁の構造、それによる様々な効果、うねる炎等、先人の知恵とご本人の経験の融合による一大芸術を感じることができた。